tokyu-rugby1043’s blog

ドラマやW杯で今話題のラグビーをわかりやすく様々な目線から解説します!

ラグビーって何!?今話題のスポーツを5分でかみ砕いて説明します!

ノーサイドゲーム、W杯、五郎丸ポーズなどなど、、今!何かと話題のラグビーですが、どのようなスポーツなのか分からないあなた!

スポーツ経験が一切ないあなたにも、これだけ読めばW杯をより一層楽しめます。

ではさっそく見ていきましょう。

 

 

 

 

1.ラグビーって3Kなんでしょ?

 はい、これはラグビーの印象を聞くと最初にでる一言ですね。3K(きつい、汚い、危険)。

この印象はありますよねー、、、脳震盪をおこしてマネージャーのやかんの水で意識回復!さあ試合にもどるぞ!!なんていう一場面が頭によぎるかと思います

 

 

、、、、がしかし!!本当にそうなのか?きつい、汚い、危険だけのスポーツなのでしょうか?

まずは、あなたのラグビーに対しての印象からかえていきましょう。

 

結論から申し上げます。3Kは「一部分ではあたっていますが、近年はだいぶ緩和されてきている。」です。

 

どういうことか。もちろんほかのスポーツに比べてコンタクト(人と人がぶつかる)の回数がすさまじく多いため、比較的ケガの頻度は高いです。

しかし、近年はマウスピースが全世代必須になっていること、高校生まではヘッドギアが必須であること、空中にいる選手へのタックルが禁止となっていること、危険なプレーが発生した場合は即座に退場処分になるなどなど、安全に向けた施策が急激に強化されています。

まずここを理解してください。

なんでもあり。のスポーツでないことをまず念頭に置いて観戦してみてください。規制がある中で男同士が熱く戦いを繰り広げている姿はきっとぐっとくるものがあるかと思います。

 

その中でも大きな進歩としては、脳震盪への規制の強化です。セカンドインパクトという脳震盪が発生した後に危険が高いものへの考慮がされてきております。

科学的な見解も入りつつ、より安全にスポーツを行えるように日々進化しているスポーツ。それがラグビーです。

 

2.サッカーから派生したって本当?

そもそもこんな激しいスポーツってどのように生まれたの?と疑問に思ったあなた。

これからかみ砕いて説明しますね。

 

こんな話聞いたことないですか?イングランドの学校で、フットボール(サッカーとイメージください)をプレー中にエリックという少年が熱くなりすぎて足でなく手でボールを持って走りはじめてプレーした、、、これがラグビーの始まり。という話。

 

なんて破天荒なやつなんですかねー、、エリック少年!ルールを破ってまで勝利にこだわる少年。 どの時代にもいるんですね、破天荒、、

 

ただし、詳細な証拠があるわけではなく、本当にこのような事実があったかどうかは定かではありません。

 

現在の定説となりつつあるのが、「ラグビー校」と呼ばれる学校で行われていたフットボールです。これが徐々に広まり、ルールが形作られて現在のラグビーになったとのこと。

 

ちなみに、W杯の優勝チームに渡される優勝カップは、「ウェブ・エリス・カップ」と呼ばれます。そうです。あの破天荒少年エリックからきています。

 

いずれにしても、エリス少年伝説は夢があるので信じたいですね。

 

3.ルールがいまいち分からない

 なんだか試合中ごちゃごちゃ人が集まっていて、よくプレーが分からないよ!というあなた。

安心して下さい。

正直試合中にプレーしている選手たちもすべてのプレーのルールを理解しているとはいいがたいです笑

笛が鳴って、あれ?今の何だったの?みんなが下がっているから自分も下がるか、、なんてことがしばしば、、

 

つまり、結論から申し上げると、「ルールなんて細かく気にしないで、選手たちが熱くぶつかる音や熱気を感じてほしい」ということです。

 

選手がぶつかるときの音、選手から湧き出る湯気、芝の香り、など、、

是非六感を働かせて観戦してください。

 

、、、と結論付けると文句を言われかねないですね。

それでもルールを知りたいという勉強熱心なあなたのために、誰でもわかる簡単なルールを紹介します。3つだけ理解すれば試合は楽しめますよ。では見ていきましょう。

 

①ボールを持った選手が先頭

ラグビーの一番の特徴はこれですね。すべてのプレーにおいて、ボールを保持した選手が先頭になります。

ん?どういうこと?とお思いになられていることかと思います。簡単に言うと、ボールを持った選手よりも前では選手は何もプレーできないということになります。

アメリカンフットボールやサッカーのように、ボール所持者よりも前にいるプレーヤーがパスをもらおうとディフェンダーをほんろうしパスを受けるなどの動きをすることができません。

 

それにともない、ボールを前に投げてはいけないとのルールも理解できるかと思います。常にボールは所持者よりも後ろに投げる必要があります。そのため、前に進むことが他のスポーツよりも難しくなってきます。

その代わりに、キックではボールを前に蹴ってもOKというルールがあります。当然、キックする際にはキックを蹴る選手よりも前にいていけません。反則になりますので、キックを蹴る選手よりも後方から追いかけることが必要です。

 

これらは③で説明する「ラグビーは陣取合戦」とにつながりますので、頭の片隅に置いておいてください。

 

 

➁ボールを前に落としてはいけない

これは簡単ですね。ボールは前に落としてはいけない。シンプルにこれだけです。

これがなかなかむずかしいんですよね。パスの投げ手と受け手のコミュニケーションが重要になります。

 

ラグビーは陣取合戦

これ、実はラグビーの全体の流れを見るうえでは一番重要な概念かもしれません。

先ほどありました、ボールを保持した選手より前ではプレーしてはいけない、ボールを前には投げてはいけない、などのルールがありますので、前になかなか進むことができません。

そのため、自分の陣地より、相手の陣地にいるほうが圧倒的にチャンスは多く、ピンチが少ないのです。

選手たちが試合運びで考えているのが、常に相手陣地にいること。これです。

 

ですので、キックやランプレーでいかに相手陣地に侵入できるかを念頭に試合を見てもらえると、選手たちのプレーの意図を理解できるかと思います!

ぜひ、キックでの陣取り合戦も見どころに入れておいてくださいね!

 

以上、ラグビーの本当に簡単な紹介をさせて頂きました。

 

まだまだ知りたいことあるよ、というあなた!まだまだ記事書かせていただきますので、お付き合いください。

それではいったん失礼いたします。